'''中華まん'''(ちゅうかまん)とは、小麦粉、水、塩、酵母などをこねて発酵させた柔らかい皮で、具を包んで蒸し上げた饅頭である。中華圏で包子(パオズ bāozi)あるいは肉包子(ロウパオズ)と呼ぶものに相当する。元々は中村屋が1927年に中国の包子を元に、日本人向けにして、売り出した「中華饅頭」が最初とされている。以後、中華まんが広く食べられるようになったnakamuraya.jp/fs/main/sub_catalog.asp?mart_id=nakamuraya&catalog_num=45252&mother_catalog_num=43062。一般的には豚肉などを入れた肉まん(地方によっては「豚まん」と呼ばれることがある)や小豆餡のあんまんが代表格である。近年では、ピザまん、カレーまん、海鮮中華まん、餃子まんなど、多様な変り種の中華まんも販売されている(後述)。一般に中華まんの底の部分にはシートが付されており、これは蒸し器とくっ付いてしまうのを防ぐ役割があるが、中華まんの種類を中身を割ってみなくてもわかるように「肉まん」や「あんまん」といった文字を入れたシートもある。なお、『○○ロール』と呼ばれる細長い形状の種類も存在している。
コンビニエンスストアでは、8月~9月頃より冬季にかけて出来上がったものが電気式のスチームマシンで保温されて販売されている。
関西地方では広く定着し大阪の蓬莱、二見の豚まん、神戸の老祥記、三宮一貫楼を中心として軽食、または主食としてポピュラーなテイクアウト商品である。● 肉まん、豚まん(にくまん、ぶたまん)
豚肉、タマネギ、タケノコ、干しシイタケなどをみじん切りにして煮たものを入れる。干し貝柱・オイスターソース・フカヒレなどを入れることもある。日本ではピロシキの具もこれに近い場合がある。皮の上部にはひねったような模様がつけられ、外見であんまんと区別される(作るときも具をそこから入れて閉じるためという側面もある)。関西地方では主に「'''豚まん'''」の呼称が使われる(関西では「肉」といえば一般的に牛肉を指すため)。大阪の551蓬莱は特に有名(なお、初期には牛肉入りの「肉まん」と鶏肉入りの「鶏(かしわ)まん」もあった)。また横浜の中華街などでも豚まんと呼称する店舗もある。
中国南部での朝飯主流のまんは三種類ある。豚肉や中華葱、醤油、老酒などで作る肉まん、小白菜、干し豆腐と椎茸が入っている野菜まん、そしてあんまんである。それ以外にも野菜肉まんやいろいろな種類がある。皮は日本のものより薄くジューシーでよく好まれている。
● あんまん
小豆のこしあんを中に入れる。ラードや胡麻油を加えてコクや風味を加えることが多い。肉まんや他の具材と区別するために食紅で中央に印をつけたものもある。粒あんを用いることもある。
● 桃まん(桃包)
皮には桃の実に似せた形と食紅による着色で装飾し、白あんなどを具に用いる。点心の一つで、縁起の良い食べ物とされる。巨大な桃まんの中にミニサイズの桃まんが入ったものは子宝や富の象徴とされ、中国では慶事に供される。
●叉焼包(チャーシューパオ)
刻んだ叉焼を甘辛く煮たものを具とする。皮の上部が割れてこの具の一部が外からも見えるようになっている。● ピザまん
肉まんまたは豚まんの具をトマトケチャップで味付けしたもの、本来のピザとは異なる味。近年では中にチーズを入れ、イタリア風のトマトソースを使用するなど、本来のピザの味に極力近づけたものも多い。
● カレーまん
皮にターメリックや着色料などを加え、見た目がカレー色(黄色)をしている。具は肉まんまたは豚まんの具をカレー風味に調味したものや、カレーパンやドライカレーに近いものがある。'''日本国内'''
ホワイトカレーまん
いかすみ海鮮まん
テリチキンまん マヨ風味
ニンニクスタミナまん かりかりまん 海鮮中華(10月~翌3月ごろまで)
かりかりドーナツ チーズソーセージ(10月~翌3月ごろまで)
かりかりまん 豚角煮カレー(10月~翌3月ごろまで)
かりかりまんチーズラザニア(10月~翌3月ごろまで) クリームチーズまん
塩豚まん
トンポーローまん
ハンバーグまん
サクラまん(販売終了)
チョコまん(販売終了)
プリンまん(販売終了) ミニまんシリーズ - 2007年度冬季に新メニューとして登場。現在4種類のミニまんが存在する
ミルクキャラメルまん(販売終了) さくらあんまん
牛すじまん
チーズまん
焼いもまん
ぎょうざまん(販売終了) 豚角煮まん
とろーりチーズのデミグラまん
とろけるベルギーチョコまん
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'''日本国外''' 井村屋グループ
新宿中村屋
ヤマザキパン
聘珍樓
蓬莱
二見の豚まん
老祥記
三桃食品
揚子江
山珍
目黒五十番
松阪鈴屋の牛まん
三宮一貫楼九州地方(特に九州北部)では、コンビニで中華まんを購入すると、もれなくタレ(基本的に酢醤油。)がついてくる。これは九州南部や他地方では見られない独特の習慣で、そもそもタレを用いない地域も多い。
関西のコンビニでは、小袋に入った練り辛子をサービスする習慣がある。関西でも酢醤油などで食す習慣はあるが、練り辛子やウスターソースで食すことも多い。詳細は、中華饅頭の項を参照。
北海道・長崎県などでは、'''中華まんじゅう'''、'''中華饅頭'''として表記される。小麦粉、砂糖、卵を原料とするパンケーキ状の生地('''中花種''')で餡を挟んだ菓子を指す。その由来は、中花種の'''中花'''が転じて'''中華'''となり、'''中華まんじゅう'''と呼ばれるようになったと考えられている。北海道では、冠婚葬祭の引き出物の定番として使われる。三国志演義では蜀の諸葛亮が南蛮征伐ののち成都帰還のさい、大河が氾濫して立ち往生して難渋したが、南蛮の風習で生贄として人間の生首を差し出せば河の主の怒りが収まるとの土地の古老の話を聞き、これは野蛮な行為だとして麦粉の皮に肉の詰め物をしたものを荒れた大河に流したところ氾濫がおさまったという。これが饅頭(肉饅頭)の始原だとする。 包子
おやき
バインバオ
マンドゥ(韓国の餃子)
ボーズ(包子(bāozi)を語源とする、餃子に類似のモンゴルの食品)
マントゥ(餃子かシュウマイに類似のトルコや中央アジアの食品)
段ボール肉まん - 中国で報道された、具材に段ボールを使用したとされる肉まん
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