'''クリ属''Castanea'''''
'''ヨーロッパグリ''' ''Castanea sativa''
'''分類'''
界:植物界 門:被子植物門 綱:双子葉植物綱 Magnoliopsida
目:ブナ目 Fagales
科:ブナ科 Fagaceae
属:クリ属 ''Castanea''
'''種'''
* 9種(本文を参照)
'''クリ'''('''栗''')は、ブナ科クリ属の木の総称。落葉樹。種子を食用にする。北半球の温暖で湿潤な地域に広く分布している。ほとんどの種は樹高20 - 40mにもなるが、 チンカピン類は小型で灌木状になる。葉は単葉で卵型または倒卵形、葉の長さは10 - 30cm、幅は4 - 10cm。葉の縁には間隔の広い、鋭く尖った鋸歯があり、鋸歯と鋸歯の間は浅く凹んでいる。花は白っぽい尾状花序を成し、男性の精液の臭いとも評される重たい臭いがある。果実は直径5 - 11cmでいがに覆われ、1個から7個の種子が入っている。花崗岩質や結晶片岩質の酸性土壌を好み、石灰岩質などのアルカリ性土壌には生えない。
クリの実のことを「マロン」と呼ぶ場合があるが、本来はトチノキ科のマロニエの実のことである。かつてマロニエの実を使ってマロングラッセを作っていたが、後にクリの実で代用するようになった結果、マロンにクリの意が生じたといわれる。
蜜源植物でもあり、独特の味があり好みが分かれるがミネラル分の多い蜂蜜が採れる。
''Castanea alnifolia'' - Bush Chinkapin - ワイセイチカンピン(北米)
''Castanea crenata'' - Japanese Chestnut - ニホングリ(日本、朝鮮半島南部)
'''' - American Chestnut - アメリカグリ(北米)
''Castanea henryi'' - Henry's Chestnut - ヘンリーグリ(中国)
''Castanea mollissima'' - Chinese Chestnut - シナグリ(中国)
''Castanea ozarkensis'' - Ozark Chinkapin - オザークチンカピン(アメリカ合衆国)
'''' - Allegheny Chinkapin - チンカピングリ(アメリカ合衆国)
'''' - Sweet Chestnut - ヨーロッパグリ(欧州)
''Castanea seguinii'' - Seguin's Chestnut - モーパングリ(中国)果実は果皮が薄いため考古遺跡においては遺存しにくいが、栗材は管理栽培されて大型化していることからドングリ・クルミなど堅果類が主要な食物資源であった縄文時代から食されていたと考えられている。戦国期から近世には蒸した栗果を扁平に加工した菓子である勝栗(打栗)が縁起物として重宝され、近世には地方名物として献上品にも用いられた。
栗の樹は硬く耐久性が高く、木材としては高級品の部類に入る。耐久性の高さから風雨にさらされる鉄道の枕木、同時に薄く引き剥がしやすい特性を生かし、屋根葺き用の薄板に使われた。また、かつては銃床の材料として広く用いられた。
加えて、漢字が「西」と「木」の組み合わせであることから西方浄土になぞらえて位牌などの仏具に使用されることも多い。茹でたり焼いたりするのが一般的な食べ方。南ヨーロッパの森林地帯では、栗の実を乾燥して粉にしたものを小麦粉の代用品にしていた。
日本では栗を干した後に搗(つ)いて殻と渋皮を除去したカチグリ(搗栗)が利用されていた。カチグリは名前が「勝ち」につながるため武家の縁起物とされた。日本在来種の栗は渋皮が取れにくくカチグリにするための手間がかかるため、近年では渋皮の取れやすい海外産の栗が安価なカチグリの原料とされている。
焼き栗 - 日本では天津甘栗が有名。またフランスやイギリスでは日本の焼き芋の様に屋台で売られる冬の風物詩である。
栗きんとん
栗御飯
栗饅頭
栗羊羹
マロングラッセ
モンブラン
栗のポレンタ しまクリーズ(ソフトバンクモバイル)
あまぐりちゃん(サンエックス)
あまぐり(今井総本家)
保守縞栗(ゲーム「あんたがた」のマスコットキャラクター)
栗頭大五郎(漫画・アニメ「Dr.スランプ」の登場人物)Image:Japanese Chestnut01.jpg|雌花
Image:Japanese Chestnut02.jpg|雄花
Image:Japanese Chestnut04.jpg|幼果(1)
Image:Japanese Chestnut03.jpg|幼果(2)
Image:Chestnut03.jpg
画像:Kuri 20081013a.JPG|栗の実(拡大)
画像:Kuri 20081013b.JPG|栗の実(外観) 大きな栗の木の下で
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