'''ギャル'''は、英語において若い女性を指す ( '''ガ'''ール)の、アメリカ英語における俗語 ( '''ギャ'''ル)に由来する外来語。日本語でも英語と同様の意味を持つ場合があるが、とりわけファッションやライフスタイルが突飛と見なされながらも、それらが同世代にある程度文化として共有されている若い女性たちを指す場合にも用いる。前者には文化的な意味あいは無いが、後者には文化的な意味合いが強く、国外では世界の最先端とみなされることがあり、日本語のローマ字表記にあたる が英語に借用されている。近年、ギャル文化は新たな輸出産業として日本政府も注目しており、外務省などがリアル・クローズのファッションショーなどを後援している。
本項では後者について詳述する。
__TOC__ギャルという言葉は、1972年(昭和47年)にラングラーよりGalsという女性用ジーンズが発売された時から広まった。また、東京においては1973年(昭和48年)に渋谷PARCOが開店し、新宿に代わって渋谷が若者の街として流行の最先端を担うようになるという変化があった。当時、ギャルはニューファッションに身を包んだ女性を指し、逆に若い女性向けの最先端のファッションを「'''ギャルファッション'''」とも呼んだ。
渋谷系のギャルを「'''109系'''」などファッションビルの名称を使用して細分化する例が見られ、特に地方のギャルファッションを取り扱う商業施設をこのように呼称する場合も多い。代表的な例としては愛知県名古屋市にある近鉄パッセや、福岡県福岡市にある天神コアなどこうした商業施設のファッションを109系と呼ぶ。この他に商業施設の名称を使用したギャルファッションの細分化に「'''丸井・パルコ系'''」などと呼ばれるものもある。
渋谷系ファッションに限らず原宿系ファッションに対してもギャルという言葉が用いられる場合もある。この理由は原宿系ファッションも10代中盤から後半、20代前半にかけての最先端ファッションの1つとして広く認識されているのが大きな理由でもあるが、ファッションのテイストやメイクの手法が根本的に違うために厳密には彼女らのファッションはギャルではない。但し、原宿にはロック系のファッションを取り扱う店舗も多く、又、ロック系のメイクは細部の異なりはあるもののギャルのメイクを踏襲した手法が用いられる為、こうした女性が集まる為に原宿系を「ギャル」と誤認されたともいえ、この場合のギャルの意味は広義におけるギャルに近い。
1990年代中期から末期にかけて、特に上記に該当する女子高生や女子中学生を指して'''コギャル'''、あるいは'''マゴギャル'''などという語で呼ばれることが多かったが、現在ではどの世代もギャルを使用する事で落ち着いている。尚、'''お姉系'''とは本来はギャルに該当する女性が趣味嗜好をそのまま維持して大人になった者を指し、その中間的な役割として'''お姉ギャル'''(オネギャル)という存在もあったが、ファッションの系統の分類が明確化された現在ではギャルとお姉系が完全に別物もファッションとなっている為、現在ではお姉ギャルという言葉をファッション用語としてあまり用いられない。
「'''egg'''」や「'''Popteen'''」、「'''Ranzuki'''」、あるいはかつて発行されていた「'''Cawaii!'''」などといったファッション雑誌がギャルに対して大きく影響を与えており、これらの雑誌内にはギャルのアイデンティティなども色濃く書かれ、特に雑誌内に登場するモデルは他のティーンズ誌と比較するとオープンな活動を行っている者も多い。それらに影響された読者がサークル('''ギャルサー'''とも呼ばれる)を作って活動している者も多くみられる。又、雑誌内のコラムやアイデンティティがしばしば性的描写が過度になってしまった為に問題となる場合もあった。
これに相当する男性は'''ギャル男'''(ギャルお)と呼び、彼らのファッションを取り扱う雑誌「'''men's egg'''」は、前述のギャル系ファッション雑誌「'''egg'''」の兄弟誌として創刊された経緯があり、当初のコンセプトの一つとして「ギャルの理想的な彼氏(又は一緒に連れて歩く男性)」としてこの言葉を用いられた。現在ではギャル男を'''お兄系'''(おにいけい)と呼ばれるが、お兄系は本来ジャニーズ系ファッション(丸井・パルコ系)までの綺麗目なファッションを含む幅広い呼称であったが、次第に雑誌「'''MEN'S KNUCKLE'''」に登場するようなファッションを「強めのお兄」と呼ばれ始め、最終的にはお兄系という呼称に落ち着いた。前述のお姉系の経緯とは全く別の発展を遂げており、事実上「ギャル男」を後継していると言える。1970年代は世界的にファッションの変革が強かった時代とも言える。ジーンズもストレートボトムのものからベルボトムが登場するようになり、よりファッションの幅や自由性が広がった期間とも言える。又、ananやnon-noといった女性ファッション雑誌が相次いで創刊したのもこの時代であり、ニューファッションに身を包んだ女性が多く登場する。こうした女性の中で特に神戸を中心に発生したニューファッションをニュートラ( ''和英:New Traditional'' ) と呼び最先端ファッションをして位置付けされる。当時のファッションの最先端は女子大生や若手OLなど現在よりも年齢層が高いのも特徴である。1980年代後半の、バブル絶頂期にはボディコンと呼ばれる非常にタイトでボディラインを強調したワンピース、あるいはスーツに身を包んだ女性が登場するようになる。発祥は1980年代前半のヨーロッパファッションであったが、日本経済が潤沢な時期でもあったためにこうしたファッションが受け入れられてくるようになる。この時期まではこのようなニューファッションを女子大生やOLが特に着用し、ギャルという言葉は若い世代の女性になぞられた。'''ピチピチギャル'''という言葉も1980年代前期に登場した言葉である。1990年代に入っても、ギャルという言葉は使用され続けた。特に中尊寺ゆつこが描いた漫画『スイートスポット』登場する'''オヤジギャル'''は流行語大賞を獲得するまでの知名度を得た。このオヤジギャルとは、主に当時の若いOLを風刺した題材でもあり、1980年代の末期より流行していたジュリアナ族のように企業の就業時間の定時時刻である17時頃を迎えると挙って制服からボディコンに着替え、夜な夜な街に繰り出してはアバンギャルドな性質を見せる反面、どこか中高年男性(オヤジ)の様な性格を髣髴させる、云わば女性としてはどことなくルーズに見え、そして大和撫子的要素の欠損した女性を的確に描いていたものでもあった。この現象はギャルそのものファッションとはあまり関連はないものの、'''ギャル'''という印象を「見た目は最先端ながらも言動に秩序やマナーなどがどこか欠落している」といったもので植え付けたともいえ、後に流行するギャル、コギャルらは当時の比較対象としてオヤジギャルを引き合いに出されていた。バブル崩壊後、それまで日本に専権していたDCブランドなどを用いた高級なファッションが淘汰されるようになり、1990年代前期よりストリートファッションなど「カジュアル」というキーワードをもったファッションが注目される。又、10代の女性の間ではスーパーモンキーズの安室奈美恵の登場により彼女の装いを特に影響された者が続出した。この現象もしくは安室に心酔した彼女らの事をアムラーと呼び、10代の女性の多くが彼女のファッションである70年代風のサーファーファッション、LAファッションなど回帰的なファッションが流行を示した。特に大きな変化が当時の日本人にはあまり馴染みがなかった茶髪に対する抵抗感がなくなった事が日本人女性の大きな変化と言える。このファッションの流れを汲むのが狭義でのギャルの原点であるというのが定説となってる。又、一般的に安室を「初代ギャルのカリスマ」とされた。
コギャルという言葉は上記のアムラーの発生とほぼ同時期の1990年代中期からの流行語、あるいは1993年頃からフライデーなどの媒体に記述が見られる。但し、本格的にコギャルという言葉を使われ出したのは1996年頃からであり、特にファッションから若者の娯楽・風俗、あるいは経済効果まで既に1980年代までの女子大生・OLを中心とした女性の流行が女子高生・女子中学生を中心とした文化に変化していた事を認めざる終えないのを象徴していた。この当時のギャル・又はコギャルの年齢層は1980年代前半生まれ(ポスト団塊ジュニア世代の後半)の女性に相当した。コギャルの語源についてはさまざまな諸説あるが、有力な説としてはディスコ・クラブにおいてエントランスチェックの黒服が、本来は深夜入場が不可な女子高校生を成人女性と区別するための隠語として「格好はギャルだけど、未だ本物のギャルに成りきれていない、格好だけのギャル」から、「カッコ(格好)・ギャル」と呼ぶようになり、その「カッコギャル」が縮まって「コギャル」となったものや、マスメディアが「コギャル」の「コ」を「子」ないし「小」であると誤認した結果であるとする説、あるいは「高校生ギャル」を略して「コーギャル(高ギャル)」からコギャルという言葉に派生した説もある。いずれも検証は不可能ではあるが、10代の女性(特に女子高生)に対して使用された言葉であることには変わりはない。
この他にマスメディア主導によって誕生した派生語に「中学生のギャル」を指す'''マゴギャル'''(孫ギャル)があった。
1990年代末期には、既に高校を卒業した身分でありながらも、当時のコギャルとなんら変わりないメッシュを入れた髪で制服に身を包み、ルーズソックスにローファーを履いて街にくりだすという「'''なんちゃってコギャル'''」という女性も存在した。当時はコギャルブームと言って良いほどの流行ぶりで、ワイドショーや週刊誌を初めとして、メディアでは女子中高生やコギャルの特集が連日連夜と書き立て報道された。但し、その影には若者の貞操概念や道徳観の欠落など様々な問題も同時に取り上げられ、特に「援助交際」に関しては児童買春・児童ポルノ禁止法が整備されていなかったり、あるいは青少年保護条例が現代ほど機能していない時代でもあって強く問題視された。その反面に先述のような黒い資金源があってこそ高校生や中学生の身分で非常に高価なファッションを装う事が出来る、あるいは目まぐるしく変化していく流行に順応に対応してゆく彼女らを絡めて、多様なコギャル像が構築されていた(''俗流若者論'' も参照)。
1990年代を賑わせたコギャルであるが、2000年代に入るとマスコミ媒体では殆ど聞かれなくなる。但し、アメリカなどの諸外国では ''""'' として日本の若い女性を表す一般的な言葉として認識されている。但し、どちらかというと諸外国では Kogal は性的嗜好やフェティシズムの1つとして認識されている。1990年代後半から2000年代初期ごろまで流行した。語源は山姥(やまうば、転訛してやまんば)。日本の民話で紹介される山姥が総じて白髪で手入れをしていない長髪であったことから由来する。それまでギャルやコギャルにも採用されていた'''ガングロ'''や化粧に加え、髪の毛の脱色が特に顕著であり、部分的な着色・脱色をしたメッシュを施し、乱れたように形作った髪形が特徴であった。又、ネガポジ反転をしたかのようなメイクが流行となり、自身のタンニングされた黒い肌と対照的に白い色のグロスやアイラインを施す事がヤマンバの間で大流行した。
又、この頃から「'''汚ギャル'''(おギャル)」と呼ばれる何日も風呂に入らず下着も替えないような、不潔にしているギャルをテレビのバラエティ番組『学校へ行こう!』などで頻繁に取り上げられていた。特にヤマンバにあたるギャルにターゲットにされることが多かった。彼女らは化粧も上塗りを繰り返すためヤマンバや後述のマンバ以上に濃く、ショーツ(パンティー)の中にナプキンをあてがい、それを取り替える事で必要最低限の衛生を保っていた。このような事がバラエティで紹介されていたのも、ギャルの社会風刺の1つであり特に当時のギャル・ヤマンバは家出をする事が日常的でこうした彼女らの行動パターンから「プチ家出」という流行語にも発展した。家出中は外泊を繰り返すがその間は渋谷や池袋などで野宿を行ったり、一人暮らしの男性の友達の部屋に上がっては「'''男女間のバーター取引'''」を条件に風呂や食事を提供させてもらうなどの行為もマスコミ等に取り上げられた問題となった。2003年から2010年現在まで継続しているギャルファッションの一つ。ヤマンバの進化系ファッションであり、ヤマンバにもあったガングロもさらに強くタンニングを行って'''ゴングロ'''、あるいは'''バチグロ'''と呼ばれる更に黒く焼けた肌を求めた。ヤマンバを継承している為、白い口紅やアイラインはそのまま使われるが、アイラインに関しては特に目の周りにも白の濃く幅広に引き、まるでフェイスペインティングに近い感覚で描きこむようにメイクがなされた。目自体は縁にマスカラや黒いアイラインやペンシルで色濃くラインを描かれた。口紅を、唇も白系のグロス等を塗る等といった化粧をしており、ヤマンバに比べると今までの常識では考えられないメイクとなった。ファッションではパンツルックよりも極端に短いミニスカートを中心にコーディネートされており、それらは原色系や派手な柄ものといったものでまとめているのが特徴。バービー人形のようなマンバスタイルを'''バンバ'''、セレブ系のファッションを取り入れたマンバを'''セレンバ'''と呼んだ。又、マンバに相当するファッションを装った男性を'''センターGUY'''と呼んだ。ギャルファッションのひとつで未成年者を中心にマンバでかつB系の格好をしている。渋谷を中心に棲息し、一部ではギャルサーを作って活動している。この時代のギャルファッションの大きな変革の1つとして「白ギャル」が登場した事によって、より幅広いギャル系の派生や進化を生むようになる。それまでのギャルとは日焼けサロンに通って自身のタンニング具合を維持するなどしていた。これは前述までの流れでも分かるとおりギャルが本来はサーファーファッションやLAファッションを源流とした為であった。しかし、初代ギャルのカリスマと謳われた安室奈美恵が出産を控えた産休でしばらく芸能界から離れる事となった為、その後に登場した浜崎あゆみが2000年頃よりブレイクし始めてくると、その容姿や風貌から「'''第2のギャルのカリスマ'''」となった。又、時同じくして化粧業界でも美白ブームが起こっており、浜崎のような白い肌にブリーチによって金髪に近い色にした髪は年頃の近い女性に大きく支持された。一方、それまでの本流であった「黒ギャル」は様々な形で分派していった。上記のマンバの様に個性を貫いて少数派ながら残ったものもいたが、COCOLULUの様にギャルの原点に近いサーファーファッション('''サーフ系''')として残ったもの、あるいはヒップホップや黒人に感化されていたものは'''B-girl'''に流れた為に実質ガングロが禁じ手となった為に黒ギャルに分類されるギャルが激減した。その反面、2000年以降に登場するギャルは「白ギャル」と呼ばれる系派が次第に勢力を増してゆく事になる。尚、白ギャルはお姉系ファッションに比較的近い感覚を好む傾向があり、黒ギャルに比べると落ち着いた印象がある為に明確なテイストの違いを見た目に識別できる。S Cawaii!の創刊と共に特に高校を卒業したギャルをさして、2000年頃によく使われた。当時のギャル系とお姉系との間のファッションコンセプト自体に根本的な違いがあり、実際に1990年代末期当時に発売されていたお姉系の赤文字雑誌の中で最も発行部数を占めていたのはJJの様なお姉系の中でも上品な部類に位置されるファッション雑誌であった。その為、ギャルからお姉系への移行を目的としたニッチ的なジャンルとしてお姉ギャルが誕生した。お姉ギャルは全体的にシンプルにまとめるのが特徴的で、ファッションに原色を中心にまとめているギャルとは見た目が全く違っていた。但し、メイクに関してはギャルが好んだ「目力を強調したメイク」を踏襲しており、眉や目のラインを念入りに書き込んだ。又、お姉系への移行を兼ねていた為に肌の色は当時より登場していた「白ギャル」の系統であった。その後、しばらくはお姉ギャルという言葉を耳に出来たが、2004年頃からCanCam、ViViなどのお姉系雑誌にギャルが直接移行し始めた為、2006年頃よりお姉ギャルという言葉自体は耳にしなくなったが、S Cawaii!というギャルと他のファッション系統と繋ぐ意味の中間的な位置付けのファッション雑誌は残った。尚、当時のお姉ギャルとは2010年代でのセレカジに近い着こなし。「スポーティなギャル」の略で登場した系統の一種。2000年頃に登場。ONEWAY、Jassie、ラヴァーズハウスなどのポップな印象の強いギャル系ブランドで活発な女性を強調したファッション。特にの厚底スニーカーを着用するのが定番となった。しかし、女子中学生やギャルに憧れる小学生など比較的若年者層からの支持が強かった反面、高校生以上からの評価はあまり芳しくなく、実際に数年後には女児のキッズ向けファッションとしてスポギャルのコンセプトを踏襲した為に、中高生の間からスポギャル支持層が激減してしまった。尚、ONE
WAYと同じ「ヤングファッション研究所」が展開するブランドのone spoもスポーティかつセクシーをコンセプトとしているが、当時のスポギャルとは全く性質もファッションも違うものである。2003年から2004年まで流行したギャルのファッション傾向の1つ。尚、アルバカとは中国語版の日本の若者用語辞典によると「全身をアルバローザで包んだ派手なギャルの事」とある。実際に語源はファッションブランドのALBA ROSAの略である「'''アルバ'''」と、それを熱狂的に好むものという意味から「'''馬鹿'''」を加えて'''アルバカ'''と称した。ALBA ROSAは1980年代より続くリゾート系ブランドであり、1990年代のアムラー・コギャル世代でもカリスマ化されたブランドであった。したがって、当時の他のギャルブランドと比較して価格帯が高く、いわゆる高嶺の花状態になっていた。2003年に大判のツートンカラーのブロックチェックに同ブランドのロゴであるハイビスカスを描いた通称「大柄ハイビ」が大流行し、これを機に全身をALBA ROSAで包み込むアルバカというファッションが流行した。アルバカの傾向は白ギャル、黒ギャルを問わない流行となり一時期は一世を風靡していたが、2004年頃より'''センターGUY'''と呼ばれるマンバファッションをした男性が登場。そして彼らもALBA ROSAを好んで着用した。この事からALBA ROSAというブランドが崩れ、あるいは当時より流行を見せていたインターネットオークションで前述の大柄ハイビだけが中古で出回って流通する事態にまで発展してしまい、最終的にはALBA ROSAが一時休業するまでの事態になった。2004年限定で登場。但し、地域によっては2005年以降も見られた。キグルミンは主に黒ギャルに多く見られ、ピカチュウ、ケロロ軍曹などの着ぐるみを身にまとって市街地などの賑やかな場所を徘徊していた。語源は「'''着ぐるみ + 民'''」である。2005年頃より少数派ながら現れたマンバの派生。後に'''姫ロリ'''と呼ばれるファッションの原点である'''ロマ系'''とマンバを融合させたもの。尚、ロマ系は2003年頃より誕生した言葉である。女性のサーファーファッション自体は以前より存在していたが、2005年頃より再流行しはじめる。特徴としてはこの時期になると自身のファッションに対して「ギャル」と位置付けずに'''サーフ系'''と明確な位置付けを行っているのが特徴となった。尚、1990年代末期から2000年代初期にかけて男性の間で流行った「サーファー系」とは全く別物のジャンルのファッションである。特にブランドではCOCOLULUが流行し、ミニスカートやジーンズのヒップに同ブランドのロゴがプリントされた「'''ケツルル'''」が一世を風靡した。2005年当時のサーフ系は特にデニム素材を良く用いたファッションが流行し、先述のミニスカートもデニムであった。又、ボトムはバギーをヒップハングするような着こなしが流行していたのもあって、Aラインを意識したシルエットを構築していた。現在でもギャルの中には自身のファッションをサーフ系と明確な位置付けをするものがいる。SLYやmoussyなどバロックジャパンリミテッドが展開する一部のブランドでサイケデリックをコンセプトとしたギャルが登場した。民族的なファッションをモチーフとしたギャルで、当時の男性にも一部流行していたデリッカーと共通する部分も多い。サイケデリックトランスなどの音楽を好み、レイヴ等の音楽パーティーによく出席する。ファッション雑誌『小悪魔ageha』が創刊した2006年から現在まで継続するギャルファッションのひとつ。但し、'''age嬢'''という言葉自体はファッションのジャンルではなく、後述のようなメイクやヘアスタイルに特化したギャルに対する称号的な呼称と言える。小悪魔agehaはキャバクラやクラブなど夜の仕事に従事するキャバ嬢(ギャル)をそのままモデルとして起用するという業界初の試みを行なった雑誌であり、誌面に登場する一般モデルを「age嬢」と呼んだことが語源となっている。尚、同誌が創刊される以前、ファッション雑誌『nuts』の増刊ムック本としていた頃、前述のようなキャバ嬢を「'''小悪魔系'''」と呼ばれていた。ギャルファッションの多くは一般的な企業からの理解を得るのが難しいと言われており、自身のファッションスタイルを貫き通しながら社会人として活動する為には、そのファッション系統のアパレル販売員になるか、キャバクラなど風俗営業を行う店舗に従事するかの狭い選択肢しかなかった。したがって、ギャルファッションをする多くが社会人となった後にキャバ嬢として就業し、又、109系アパレルショップの顧客にこうした職業の女性が多く見られ、ギャル系アパレルとキャバクラには需要と供給のニーズが合致している事や、さらにはギャル系アパレル業界に従事する事を正職とすれば表裏関係にキャバ嬢としての副職があることも暗黙視された。この見方はギャルに憧れる女子高生、女子中学生、あるいは小学生などにまでキャバ嬢に対する支持を得て、実際に小悪魔agehaが創刊される以前より「夜の仕事に従事する人のメイクやファッション」がギャルファッションにおいて一定の注目をされていた事でも、age嬢という流行の登場が必然的であった事が伺える。
小悪魔agehaが創刊されると、雑誌に掲載されたage嬢のセルフメイクや私服が女子高生以下の若い年齢層の女性を中心に好評を博した。ヘアスタイルに関しては基本が盛り髪、巻き髪となり、メイクは目力を強調したものであるが、それまでのギャルと根本的な違いはそのメイク技術が非常に洗練されている点であり、又、服飾よりもメイクとヘアスタイルに特化した「美」そのものを追求した構成であったことが特に若い女性の間で評価された。又、それまでギャルが行うメイクに対して懐疑的、あるいは嫌煙していた層もage嬢のメイクを取り入れることによって、他のファッションジャンルへ変化を与えた要素も少なからずあった。その他にage嬢がメディアに注目された事によって小学生が将来なりたい職業の1位にキャバクラ嬢がランクインされるなど世論の変化も見られ、さらには今までは小学生の女児はほとんど化粧をしないものであったが、age嬢の影響によって非常に濃い化粧をする女児が登場するようになるなど広い分野で美意識に対して変化が見られるようにもなった。着物、浴衣などの和服に関しても従来のギャルよりage嬢の方がより着用をするようになったともいわれる。2007年 - 現在まで流行。過去に'''ロマンティック系'''(「'''ロマ'''」とも)と呼ばれていたファッションが派生したもの。'''姫ギャル'''とも呼ばれる。現在は元ジーザスディアマンテの社員であり、小悪魔agehaの登場モデルである三添桂子の兼ね合いでage嬢の一種と認識されている。他のギャルブランドのようにボディラインの強調や露出によるセクシーさを追求したものではないが、リボンやレースをあしらい、フリルやファー、刺繍、シースルー素材などふわふわした着用感はまるでロリータそのものを連想させる。しかし、メイクやヘアスタイルがロリータと大きく異なり、特にヘアスタイルはage嬢よりも巻きが多く、比喩するならばお伽話に登場するお姫様をギャル化させたような容姿となる。したがって、先述のage嬢の一種と認識されている通りに特有の強いメイクが特徴であり、つけまつげを使用して垂れ目や、大きな瞳をとことん強調する為、まさしくギャルの系統のファッションである事が分かる。その為、姫ロリはロリータ愛好者の中ではロリータファッションと認識されない傾向が強い。ロリータ愛好者の中での姫ロリとはのようなブランドを指すが、ギャル系としての姫ロリとは先述の三添桂子が以前店長を務めていた「ジーザスディアマンテ」や「LIZ LISA」、そのセカンドラインである「TRALALA」などを指す為、あるいはロリータファッションをギャルと同義に扱われる事を忌避している、又はそのブランドの店員と顧客のファッションの温度差(店員は姫ロリなのに、客は似て非なる'''姫系'''である等)が大きいとも言われ、それらを合わせて批判の対象となる場合が多い。2000年代のような劇的な変化や、奇抜な新しいギャルの系統の誕生はまだ見られないが、新しいギャルのカリスマとして西野カナや加藤ミリヤなどが支持されつつある。海外から見たギャルに対する評価は賛否両論である。
日本へ来日した留学生の内、ファッション先進国の1つであるフランス人を中心とした意見を抽出すると女性に対しては『限りなく露出し、ハイヒールを履いている様がコールガールを連想する為、男性としては見た目には嬉しいが、どこに目をやっていいか分からない。』と言われている。又、いわゆる「ギャル男」にあたるファッションをする男性に対しても『なぜ極端にやせ細っていて、しかも自身の貧弱さを強調するかのようにボディラインの薄っぺらい服を着るのか?』と評価がなされている。
外国人からみて日本の若者文化の中で狂っている(理解できない)と判断されるものが6つ発表された。内訳は'''デコトラ'''、'''ギャル'''、'''ロリータ・ファッション'''、'''ホスト'''、'''ヤンキー'''、'''ヴィジュアル系'''でギャルはロリータ・ファッションよりも狂った文化と評価された。外国人から見たギャルではギャルという1つのジャンルの中に複数のサブグループ(つまりは「ヤマンバ」や「ガングロ」など)があると認識しており、この派生で登場するギャルのサブグループが去年のものよりもさらに奇妙なサブグループが登場するとしている。日本人のギャルへの印象や認識に関しては『ある日、普通の女子高生が足を踏み外し、自分の髪の色を金髪にし、自分の学校の制服を信じられないほど短いミニスカートと信じられないほど垂れ下がった靴下(ルーズソックス)を用いてセクシャライズに着こなし、顔を日焼けさせて自分の顔よりさらに濃い色のファンデーションでメイクをして、唇の色と同じ白いペイントで目にステッカーを描いている。』と、いわゆる制服の着崩しやメイクのあり方など様々なギャルというファッションに対して酷評をしている。又、マンバに関しては『パンダの売春婦のように見える。』と評価。ヤマンバに関しては『自分の事を日本語で「山のババア」と称する女性。』と散々に書き下ろした。但し、ロリータやヤンキー、そしてお兄系にも関連するホスト、ヴィジュアル系など他のファッションにも風評をしている為、日本の若者文化の中でギャルだけが外国人に理解されていないとは限らない。
逆に評価する向きとしては2009年9月29日放送のフジテレビ「めざましテレビ」の特集「渋谷に外国人ギャル流行」や、2010年3月20日放送のNHK総合テレビジョン「東京カワイイ★TV」の特集「続々上陸!外国人ギャル軍団」などで、日本のギャル系ファッションがインターネットなどを通じて外国の若者たちから人気を集め、各国から実際に来日して渋谷でショッピングを楽しんでいる様子などが紹介された。身体的な特徴が似ているアジア系外国人ではなく、ヨーロッパ系外国人に流行していることが大きな特徴である。
又、2010年1月14日放送のフジテレビ「めざましテレビ」の特集「英国ギャル渋谷道中」では、イギリスから初来日した一般人のギャルとギャル男の2名を、egg専属モデルの高橋由真(ゆまち)と田中愛奈が出迎えて渋谷を案内し、サンケイスポーツも取材している。尚、このイギリス人2名はイギリス国内でも有名であり特に日本の「マンバ」ファッションの熱狂的な崇拝者であり、母国イギリスの国営テレビ放送局BBCのインタビューでもマンバファッション特有のメイクやスタイルなどの魅力を伝えている。「中途半端なギャル」の略で用いられる言葉。この意味はかなり広義で使用される傾向が強く、ファッションが成長過程であることから用いられる場合もあれば、あるいは所謂「'''ダサい'''」からパギャルと呼ばれる場合もある。又、外見だけでなくギャルの精神をあまり受け継いでいない女性に対してもパギャルと呼ばれる場合もある。パギャルを決める尺度はかなり個人での開きがあり、一般的には自分が気に食わないギャルに対する否定的な呼称、あるいは侮辱する場合に用いられる。ヤンキーからギャルに変移する事、あるいはギャルへ発展する過程段階の事を指す言葉。先述の'''パギャル'''と違うのは「ヤンキーからギャル」という明確な意味を持っている点である。容姿や外見に対してヤンギャルという言葉が用いられる場合は、そのファッションがどこかしらヤンキーファッションを彷彿とさせる要素がある場合であり、あるいは前述のパギャルと同様に「'''ダサい'''」という事で侮辱する意味合いで呼称される場合もあった。元々、ギャルファッションが流行する過程にはヤンキー系女性がギャル系に変移した者が多かった事が起因しており、特に1990年代に同様の流れでギャルになった女性の事を「'''脱ヤン'''」とも呼ばれた。ヤンキーファッションも社会的アンチテーゼが強かった為、金髪や濃いメイクなど共通する点が多く、その為ヤンキーからギャルへ変移しやすかった事もこの言葉が誕生する切っ掛けとなった。
2004年頃から登場した「女性のスウェット族」に対してもヤンギャルと呼ばれる傾向があった。スウェット族の女性が増えた原因の1つにキグルミンの流行と衰退があり、若い女性が着ぐるみを着用して街を徘徊していた層がほぼそのままスウェット族に移った。又、キグルミンの着ぐるみも、女性のスウェット族が好んだスウェット衣料も共通してドン・キホーテでよく販売されていた人気商品であったのも増加の原因になったともいえる。その為、スウェット族の多くがメイクやヘアスタイルはギャル系のそれでありながらも、衣類は無地同色のスウェット素材の衣料上下(セットアップ)にキティサンという格好で外出するのが定番となった。こられを踏まえて、顔はギャルでありながらもファッションはヤンキーそのものであると評価された結果、あるいはその格好で深夜に駐車場などに座り込んで数人で談笑するギャルの習慣も相まって女性のスウェット族も同様にヤンギャルと呼ばれた。
その他の用途に、ヤンキーとギャルを大別せずに1つのジャンルに括った呼称として「ヤンギャル」と呼ばれる傾向もある。大阪天満宮で開催される天神祭でにて毎年7月23日に行われている行事。1981年から続いており、地域文化の発展・振興と地域の活性化の一貫として天神橋筋商店街の四町会、四番街、天四北商店街、天五商店街、天六商店街の各商店街団体が中心となって企画された。このギャルみこしは毎年担ぎ手をオーディションにて募集する。オーディションでは参加者それぞれの得意とするかくし芸を面接審査で行って人選し、その中から優秀者は「ミス天神橋」(1名)「準ミス天神橋」(2名)として表彰される。尚、これら優秀者には副賞として海外旅行が贈呈される。2005年までの参加資格は満16歳~28歳の女性に限られていたが、2006年以降は年齢制限が撤廃された。また、ギャルみこしの担ぎ手に選ばれたメンバーはこの他に大阪市の各種公共イベント等に出席したり、海外姉妹都市等への招待を受けて演技することもある。2005年は第25回記念大会として、将来を担う子供たちと過去にギャルみこしを経験した母親との親子が参加する企画も行われた。子を出産し、育児を行う母親になったギャルのことをギャルママと呼ぶ。近年では2010年に発足した日本ギャルママ協会に所属している人もいる。ギャルから実業家となった藤田志穂が2009年より行っているプロジェクト。都心から地方に向けて農業を行う人材を育成しようと「ノギャル」というプロジェクトを発案し、藤田は一旦代表取締役を辞任してこのプロジェクトに動いた。語源は「'''農''' + '''ギャル'''」である。この都心から地方に向けて農業や林業などに派遣を行うビジネスモデルは次第に定着しつつあり、実際に藤田の行いはギャルを含めた若者の農業に対する認識・関心が僅かずつではあるが高まりつつある。
2010年には派生系として「ウギャル」(魚/海+ギャル。漁業)が現れた。●ALBA ROSA(アルバローザ)
かつてのギャルのカリスマブランド。ロゴにハイビスカスの花を用いている。宮下美恵がギャルのアイコンとなり、大流行
●COCOLULU(ココルル)
現役のギャルのカリスマブランド。サーフ系を中心としている。かつて丸井に入っていたが、すでに閉鎖をし渋谷109に入っている。2004年頃には後ろにCOCOLULUのロゴが付いてあるジーンズが流行り、「ケツルル」と呼ばれた。
●BLUE MOON BLUE(ブルームーンブルー)
109や丸井に入っているサーフ系のカリスマブランド。ハイビスカスの花を用いたTシャツやパーカーなどが多い。
●ROXY(ロキシー)
かつて渋谷109にも入っていたサーフ系ショップ。こちらも宮下美恵がギャルのアイコンとなり、大流行丸井で取り扱ったり、渋谷109には2003年、4月にBLUE MOON BLUE(ブルームーンブルー)のサーフ系ショップがオープンをした関係で、ROXY(ロキシー)のショップは渋谷109から撤退となった。
●EGOIST(エゴイスト)
1999年に渋谷109にオープンをしたカリスマブランド。
●JSG(ジェイエスジー)
最近になって渋谷109にオープンをしたカリスマブランド。ハデ色パーカーやネコの耳がフードについたパーカーなどを取り扱っている。渋谷109以外には大宮アルシェに入っている。
●マープルQ
渋谷109内に入っているカリスマブランド。ハデ色パーカーやハデ色Tシャツなどを取り扱っている。ギャルになるための最低限の法則として、以下の手法が挙げられる。
アイメイク
髪盛り
ファッション
ファッションに関しては前述までのギャルの派生や系統で紹介した為に割愛するが、上記のアイメイク、髪盛りはギャルファッションを行う上で必須といっても過言ではない。ギャルメイクの手法は年代別に変化をしている。1990年代のギャルのメイクは2010年代に比べると比較的ナチュラルなメイクが流行し、1980年代のバブル期のメイクに比べるとパーツ毎に極端な色を表現するような(※:例、真っ赤な口紅やいかにも書いたような濃いブローなど)メイクが廃れ、ベージュ系など比較的柔らかい色のメイクが主流となった。又、チークを使用したりして肌のコントラストを表現して立体的に見せるメイクが多くなり、あるいはマスカラで目の大きさを強調したり、眉毛を形状を加工し、目元のシャープさを印象付けるものが多くなった。
2000年代に入ると、化粧品が驚異的に進化を遂げ、又、ギャルなどの若年層が好む安価な化粧品もドラッグストアやコンビニエンスストアで販売されるようになる。又、資生堂なども大手ブランドも若年者向けレーベルが販売されるようになり、代表的なレーベルにマジョリカマジョルカなどが挙げられる。又、ギャル文化において、小悪魔agehaのようにメイクとヘアスタイルに突出したファッション雑誌の登場は必要不可欠なものであり、それまでにも各ギャル雑誌にてメイクの手法が取り上げられてはいたものの、キャバクラ嬢のメイクやヘアスタイルがクチコミ的に注目されていたのも相まって、このような雑誌の登場は自明の理であったとも言える。現在のギャルメイクはアイメイクに8割の時間と労力が掛けられているといわれる。これは1990年代のギャルの頃から「目で落とす(男を落とす)」というのもキーワードになっていた為でもあり、それから発展した現在のアイメイクは肌のコンディションも自在に操れる高等な技術といっても過言ではない。ギャルのヘアスタイルも時代と共に大きな変化を見せた。コギャルブームの1990年代ではストレートヘアに茶髪が流行し、その後金髪が目立った。中でもメッシュと呼ばれる部分的な脱色が1999年頃に隆盛したが、2000年にはいってから次第に巻き髪のギャルが増え始めた。又、頭髪を金髪に見せる技術もこの頃より進歩を見せ、それまでは単にブリーチと呼ばれる漂白剤を何度も髪になじませて頭髪の色素を落として金髪に見せていたが日本人の髪は脱色を繰り返しても黄味だけが残り黄色く仕上がってしまう為、脱色後にカラーリングとして青みがかったヘアカラーリング剤を含ませる事によってより自然な金髪に見せる。こうしたヘアカラー技術が発達し、金髪だけでなく「ミルクティ色」など甘めな印象を与えるカラーリングも登場し、次第にヘアカラーが10代や20代には一般的となり、それに伴って市販品でも新商品が続々と発売された。
前述のギャルのメイクでも記した「小悪魔ageha」の影響はヘアスタイルでも大きく作用し、'''巻き髪'''、'''盛り髪'''という概念が登場する。これは2000年頃より愛知県を中心に発祥した名古屋嬢が起因しており、他の地区よりも早くから中部圏では女性が巻き髪や盛り髪を行っており、特にロングヘアに太い縦巻きのカールがついたヘアスタイルを「'''名古屋巻き'''」と呼ばれ、これがキャバクラ嬢にとって必須のヘアスタイルとなった。又、小悪魔agehaが創刊されるとそれらのヘアスタイルが日本全国に流行する事になり、市販品でも'''カーリングトング'''や'''ストレーナー'''などのヘアーアイロンが様々なメーカーから販売されるようになり、女性の間でも特にギャルにとっては必須のアイテムとなっていった。安カワブランドとは、「安くて可愛いブランド(やすくてかわいいブランド)」の略称。ギャル系のファッションアイテムやメイク用品などを安価で販売している店や安価で可愛い商品そのものを指して単に「安カワ(やすカワ)」と呼ぶ場合もある。
●渋谷のギャル系や渋谷系のファッションビル
東京都渋谷区の渋谷駅ハチ公口前の地域に大小様々な店が集中している。主なエリアは、渋谷駅ハチ公口前の西側へ伸びる「渋谷マークシティ(京王井の頭線)」から時計回りに、道玄坂、百軒店、文化村通り(東急百貨店本店・Bunkamura前)、渋谷センター街、スペイン坂、井ノ頭通り、渋谷公園通り、北側へ伸びる「JR線(山手線)」手前のファイヤー通り(渋谷消防署前)あたりまで。
●J Machree
ファッションビル。渋谷店は渋谷センター街奥にある。
●Jam Pixy
ファッションビル。渋谷店は宮益坂の渋谷郵便局横にある。
●ドン・キホーテ
ディスカウントストア。メイク用品や雑貨を扱う。略称は「ドンキ」、渋谷店は東急百貨店本店前にある。
●ユニクロ
ファストファッション店。渋谷店は「渋谷駅中央口店」「道玄坂店」「スペイン坂店」の3店舗がある。
●ユザワヤ
手芸や工芸用品の専門店。ネイルアートやデコレーション携帯電話(デコ携帯)の素材などを扱う。渋谷店は渋谷BEAM内。
●マツモトキヨシ
ドラッグストア。略称は「マツキヨ」、渋谷店は道玄坂下に「渋谷Part1店」「渋谷Part2店」の2店舗がある。薬局だが、メイク用品や美容関連商品などを扱う。
●しまむら
ファストファッション店。この店を好む顧客層は「しまラー」と呼ばれる。
●ハニーズ
ファストファッション店。この店はイトーヨーカドーやイオンやダイエーやLIVINなどの大型スーパーやショッピングモールなどに入っている。別名では、ハニークラブやクロスオーバーなどの名前で出している店舗もある。亀戸アトレや新宿のサブナードはハニークラブの名前で店舗を出していて、オリナス錦糸町店ではクロスオーバーの名前で店舗を出している。ここでも、安カワのギャル服や雑貨などを取り扱っている。ギャル系や渋谷系のファッションを扱う大型のファッションビル。ファッション雑誌やマスメディアなどで取り上げられるブランドが多く出店しており、カリスマ店員などの特集が組まれることもある。
●109
渋谷店は2店舗。道玄坂にある「SHIBUYA 109(しぶや・いちまるきゅー)」は通称「まるきゅー」。渋谷駅ハチ公口前にある「109-2(いちまるきゅー・つー)」は通称「きゅーつー」。
●丸井
渋谷店は2店舗。神南一丁目の交差点を挟んで、渋谷駅側が「マルイジャム」、渋谷神南郵便局側が「マルイシティ」。
●パルコ
渋谷店は2店舗。渋谷公園通り前の「PARCO part1」と、その裏手の「PARCO part3」。「PARCO part2」は2007年に閉鎖。
●その他
ラフォーレ原宿
ABABギャル系や渋谷系のファッションを扱うファッション雑誌を挙げる。なお、記載順は月刊誌として定期刊行が開始された創刊年度に従った。詳細は各誌の項目を参照のこと。●'''popteen'''
1980年に角川書店が創刊。ティーンエイジャーの女性向けファッション雑誌の先駆け的な存在。1990年代の「女子高生ブーム」に合わせ、編集方針を大幅に変更して現在に至っている。
●'''egg'''
1995年に大洋図書が創刊。素人の読者モデルを積極的に採用し、スタジオ撮影ではなく渋谷の街中でスナップ撮影したポラロイドやプリクラの写真を多用するなど、「コギャル」以降のギャル系ファッションに大きな影響を与えた。読者の一人で、後に「小悪魔ageha」編集長となる中条寿子は当時の衝撃を「10代の頃いきなり出てきて(創刊されて)あれだけ売れた。(eggは)私にとって神様みたいな存在」だったと述べている。1999年に同社が創刊した「Men's egg」も参照のこと。
●'''S Cawaii!'''
2000年に主婦の友社が創刊。同社の「Cawaii!」よりも高い年齢層を対象にした。
●'''Ranzuki'''
2000年にぶんか社が創刊。
●'''BLENDA'''
2003年に角川春樹事務所が創刊。
●'''Happie Nuts'''
2004年にインフォレストが創刊。
●'''GISELe'''
2005年に主婦の友社が創刊。
●'''美人百花'''
2005年に角川春樹事務所が創刊。
●'''小悪魔ageha'''
2006年にインフォレストが創刊。「age嬢」以降のギャル系ファッションに大きな影響を与えた。
●'''JELLY'''
2006年にぶんか社が創刊。
●'''ES POSHH!'''
2006年にリイド社が創刊。同社の「Ego system」の後継。●Cawaii!
1996年に主婦の友社が創刊。2009年に休刊。
●Ego system
2004年にリイド社が創刊。2006年に休刊。
●Hanachu
2002年に主婦の友社が「Cawaii!」の妹系の雑誌として創刊し、2003年に月発売として創刊、こちらはナルミヤインターナショナルのジュニア系ブランドを卒業しギャル系或いは109系ブランドを取り扱った雑誌でもある。2011年4月をもって休刊した。西田善太 編集 「GIRL'S CULTURE-ギャルが日本を救う!?-」『BRUTUS』5月1日号、マガジンハウス、2009年。
*アムラー
ギャル男
ギャル語
ギャル文字
ギャルサー
ギャルサー (テレビドラマ) ⇒ 2006年に日本テレビで放映されたテレビドラマ。「エンゼルハート」という架空のギャルサーが登場する。
可愛い(かわいい、Kawaii) ⇒ エロかわいい – キモかわいい – ブスかわいい
GALS! ⇒ 藤井みほなの少女漫画。連載された1999年から2002年までの当時のギャル文化やギャルファッションに傾倒する主人公達が描かれている。
ギャルル ⇒ 藤田志穂がプロデュースしたギャル系アイドルグループ。ぁみみ、そねね、あべべで構成。初代リーダーはつじじ。
ファストファッション
ファッションモデル
ファッション雑誌
ブランド
盛り髪ファッションビル
渋谷センター街 ⇒ 東京都渋谷区宇田川町の繁華街。渋谷センター街 Official Web Site
スペイン坂 ⇒ 東京都渋谷区宇田川町の繁華街。スペイン坂 Official Web Site
109 (商業施設) ⇒ SHIBUYA 109 Official Web Site
丸井 ⇒ マルイ Official Web Site
パルコ ⇒ PARCO Official Web Site渋谷ガールズコレクション ⇒ SHIBUYA GIRLS COLLECTION Official Web Site
東京ガールズコレクション ⇒ TOKYO GIRLS COLLECTION Official Web Site
日本ギャルママ協会 ⇒ Japan Gal Mama Association Official Web Site
東京カワイイ★TV ⇒ 東京カワイイ★TV Official Web Site (NHK 放送)
渋谷ギャル部 ⇒ SJK Official Web Site 渋谷系ギャルファッションの読者モデル「SJK」によるトーク番組(ストリーミング放送)。
電通 ⇒ DENTSU GAL LABO Official Web Site 2010年3月15日に設立された社内横断組織。プレスリリースは「“ギャル”のマインドとパワフルな行動力に着目したプランニングチーム「DENTSU GAL LABO」が発足」(PDF書類)。
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』