'''ミニスカート'''(''Miniskirt'' )は、丈の短いスカートの総称である。「ミニスカ」、あるいは「ミニ」などと略され、膝上丈よりもさらに短い、太股の中央よりも上の極端に短いものは「マイクロミニスカート(マイクロミニ)」と呼ばれることもある。
__TOC__1959年にマリー・クワントがファッションショーを行ない売り出したのが始まりとされる。1960年代はプレタポルテの台頭に加えて若者のファッションであるストリートファッションの影響力も強くなっており、その典型的アイテムが『ミニスカート』であった。1960年代後半に世界的に大流行するミニスカートは1960年代のはじめにロンドンのストリート・デザイナーマリー・クワントが若者のために提案する。1965年にはイギリスのアンドレ・クレージュがオートクチュールでミニスカートを発表し、同国出身のモデルツイッギーが着用してブームを呼び起こし、これによりミニスカートは世界中に広がった。ツイッギーは1967年10月に来日し、日本にもツイッギー旋風を起こしてミニスカートを流行させた。
ファイル:Window shopping at Simpsons 2.jpg|1937年、カナダ。
ファイル:Meghan.JPG|ミニ丈のドレス
ファイル:Miniskirt1.jpg|デニムのマイクロミニ8月11日、帝人が日本で初めてのミニスカート「テイジンエル」を発売し、歌手美空ひばりがテレビの歌謡番組で『真赤な太陽』をミニスカート姿で歌ったことも話題となり、1960年代後半ミニスカートが大流行となった。この時の流行は都市部の若い女性だけにとどまらず世代を問わず全国津々浦々に流行し、に首相・佐藤栄作の訪米に同行した首相夫人・佐藤寛子は当時62歳の年齢でミニスカートを着用した。この当時多くの女性のミニスカートはひざ丈よりやや短い程度であった。また既存のスカートの裾を自ら短くしてミニスカートに改造することも多く、その様は漫画・『サザエさん』でもしばしば描かれている。この第一次ミニスカートブームは交通機関・女性警官・大阪万博での多くのパビリオンのコンパニオンなど女性の制服にも影響したが、1973年〜1974年頃には終焉した。
その後頃の小流行を経て、1980年代末から1990年代初頭のバブル期には膝上30~35cmで「超ミニ」、「マイクロミニ」などとも呼ばれるミニスカートが流行した。この流行はボディコンシャスなスタイルの流行に伴うものであり、背景には歌手、マライヤ・キャリーなどの影響もあった。
その後は極端なミニスカートの流行はみられないが、スカートの丈と経済の好況不況が関連付けて論じられることもある。
ファイル:Himeji Yukata Matsuri 2009p1 009.jpg|ミニ丈の浴衣最初にミニスカートが流行した1960年代後半〜1970年代前半にもある程度学校の制服のスカート丈が短くなった時期があったが、学生が制服を明らかなミニスカートに改造することはなかった。
1970年代後半~1990年頃にかけては、制服のスカートを長くすることこそが「格好良い」とされ(スケバン・不良と呼ばれる女子生徒達はこぞって長いスカートを着用した。『なめ猫』や『スケバン刑事』などに代表されるツッパリブーム)、学生が制服のスカート丈は長めとなった。
1990年代中盤以降には、女子高生らにとってのスカート丈は「短いほどカワイイ」ものに変化し、制服のスカートは短く丈詰めしたり、ウエスト部分で折ったり、ベルトでとめるなどして、膝上20cm~40cmに短くして着用されるようになった。また、既成の制服スカートもそれまで定番であったが膝下丈から、膝丈程度となる制服が多くなった。また、スカート丈が膝上であることを規定し、膝下になると指導される学校すら出現した。ただし、制服のスカート丈の流行には地域差も大きく、例えば大阪・神戸などでは、膝丈もしくは膝下のスカートを着用している生徒も多くみられる。には写真週刊誌『FLASH』が、「制服のスカート丈が全国一短いのは新潟である」と報じて話題となった。
ファイル:Sailor_fuku_model_3.jpg|制服のスカート丈を極端に短くした例(AV女優)
ファイル:Sailor Moon cosplayers at FanimeCon 2010-05-30 4.JPG|セーラームーンのコスプレ。
ファイル:Ganguro3.jpg|ミニ丈の制服を着たギャル系女子高生女性警察官、OLなど、現在でもミニスカートが制服として採用されているところもある。民間企業で女性の制服が存在する場合、そのほとんどがスカートである。この際には動きやすさを重視して短めのスカート丈が採用されるが、幅広い年齢層の女性が着用することもあり、丈は膝丈程度であることが多い。女性警察官のスカート丈は公務員の制服の中では最も短いとされ、女性自衛官のものがそれに次ぐが、これらの職種ではスカートに代わってスラックスが選択されることが増えてきている。客室乗務員の制服も、日本の航空会社の場合には膝丈のスカートが一般的であるが、スラックスの採用が増えている。
かつてテレビのクイズ・ゲーム等のバラエティ番組では、フリップを持ったり、賞品を運んだりするアシスタントの女性がテニススコート型のミニスカートを着用している例が多く見られた(「アップダウンクイズ」・「クイズドレミファドン」など)。
ファイル:Human leg flight attendant7024187.jpg|客室乗務員の制服
ファイル:Miami-dolphins-040201-N-2541H-001.jpg|NFLのチアリーダー
ファイル:Labace (17)MAIN ENTRANCE.jpg|空港職員の制服
1960年代から1970年代は子供にもミニスカートや丈の短いワンピースを着させる親が多く、成長の早さも相まってショーツが露出した格好になっている女児も多く見られ、『サザエさん』の登場人物に因んで「ワカメちゃんスタイル」と呼ばれていた。
10月18日は「ミニスカートの日」とされている。由来はツイッギーがに初来日した日であることから。脚線美
出動!ミニスカポリス
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