'''黄色'''('''黃色'''、きいろ)は、基本色名の一つであり、色の三原色の一つである。ヒマワリの花弁のような色。英語では '''yellow''' であり、外来語の'''イエロー'''はこれに由来する。暖色のひとつ。波長 570〜580nm の単色光は黄色であり、長波長側は橙色に、短波長側は黄緑色に近付く。緑と赤の中間の色。
現代日本語では一般に「黄色」(名詞)、「黄色い」(形容詞)と呼ぶ。これは小学校学習指導要領で使われ、また母語として最初に学ぶ色名の一つである。しかし JIS 基本色名やマンセル色体系における公式名称は黄色ではなく'''黄'''('''黃'''、き)である。複合語内の形態素としては、黄緑、黄身など、「黄」が少なくない。'''色料の三原色'''のひとつが yellow と取決められているため、'''イエロー'''と呼ぶ場合、単に黄色の英語名というよりも'''色料の三原色'''の一つとしての黄色であることを指示することが多い。カラー印刷でのインク・トナーに使われる。通常、シアン (cyan)・マゼンタ (magenta)・ブラック (black) と共に使われ、CMYK と呼ばれる。印刷技術の専門用語では'''キ'''と呼ぶこともある。ちなみに CMYK 値で表すと
C=0 M=0 Y=100 K=0
となる。
ただし、現在の技術では理想の分光反射率曲線を示すイエローのインク・トナーを作ることは少なくとも不可能であり、黄色のインクは理想的なイエローとは違う色をしている。具体的な物質としての黄色の顕色成分については、黄色の無機顔料・黄色の有機顔料・黄色の染料を参照。JIS では黄色およびイエローがそれぞれ定義されている。この黄色とイエローはわずかに異なる色として示されている。光の三原色である赤 (#FF0000) と緑 (#00FF00) を一対一の割合で混合した色に該当し、RGB 値では
( R, G, B ) = ( 255, 255, 0 )
で表される。ウェブカラーで '''Yellow''' を指定すると、'''#FFFF00''' と同等に扱われる。
これは、固有色名でいう檸檬色に近い。
また、LightYellow というコードも指定可能である。物体色の黄色には Gold が近い。色合いや耐光性、被覆力などの性能から有機顔料では代替できないものがある。毒性が強いものもある。世界中で極めて古くから使用されてきた黄色顔料で、フランスや連合王国で良質のものが産出する。いわゆるシエナ土の組成は黄土とほとんど同じで、類似している。水和酸化鉄 Fe2O3・H2O を主たる発色成分とし、珪酸アルミを含有する。様々な成分による自然な色合いに特徴がある。色合いも多様であるが、いわゆる黄土色を呈すると言って障りない。毒性のない黄色無機顔料として知られ、有機顔料が使用できない用途での使用がある。黄色を呈する硫化ヒ素で、各地に産するが毒性があり、その供給に限りがあり今日では顧みられない。純度の高いものは、輝きのある冴えたレモン色を呈する。古画にあっては、荒粒で用いられ、現在でも豊かな黄色を保っている。しばしば、近い関係にあるリアルガーを含んでいる。プリニウスやヴィトルヴィウスが言及している、古典時代に使用された顔料である。ド・ヴィルトの調査によれば、オランダ及びフランドルの絵画には一例も使用が無い。これは錫 - 鉛 - 黄の登場によって、不要になったからだと考えられている。14世紀においても僅かに使用されたが、15-17世紀に使用された顔料である。17世紀のナポリ黄の出現により忘却され、かつては、ナポリ黄と混同されていた。1940年デルナー研究所のヤコビ博士のスペクトル分析によって再発見されるまで、様々な文献にも現れない。隠蔽力に優れ、油性媒材、水性媒材ともなじむ。密陀僧・マシコット、金密陀・リサージ(litharge)は共に黄色を呈する一酸化鉛の呼称である。塩基性炭酸鉛を長時間高温で加熱すると黄色の一酸化鉛が得られる。かつてはヨーロッパ絵画に使用されたと言われているが、分光反射率を調べると 錫 - 鉛 - 黄である。日本においては法隆寺壁画に使用された。密陀僧は唐から密陀僧が伝わり乾燥促進剤として使用された。主成分はアンチモン酸鉛。イタリアのベスビオス火山で得られたとされる。絵具のネープルスイエローは、名前として残る。但しセラミック顔料のネープルスイエローは本物のアンチモン酸鉛が使用されている。黄鉛、バリウムクロメート、ストロンチウムクロメート、ジンククロメート等のクロム酸塩からなる黄色顔料。六価クロムを含むため毒性が強く、また耐光性に弱い上硫化水素により黒変するといった欠点がある。クロム酸系黄のうち黄鉛とジンククロメートは 2000年頃までは錆止め塗料や黄色塗料に大量に使われていたが、毒性や環境問題から使用が制限されてきている。例えば自動車用塗料では既に鉛や六価クロムを含む顔料はほとんど使用されていない(日本自動車工業会 JAMAGAZINE より)。また日本塗料工業会でも自主規格 JPMS 26 を設け、塗料中の鉛を減らすように動いている。バリウム黄はクロム酸バリウムで、淡緑黄の顔料でクロム酸カリウムと塩化バリウムの溶液から作る。塩化バリウムが塩化ストロンチウムに置き換わる以外は、ストロンチウム黄と同じ製法である。1809年ヴォークランはクロム酸バリウムの製法を発表したが、これはこの顔料の最初の記録である。バライタイエロー、レモンイエローとも言われる。淡緑黄の顔料でクロム酸カリウムと塩化ストロンチウムの溶液から作る。塩化ストロンチウムが塩化バリウムに置き換わる以外は、バリウム黄と同じ製法である。ウルトラマリンイエローの名称ももつがウルトラマリンとは無関係。クロム酸ストロンチウム。ストロンシャンイエロー、レモンイエローとも言われる。黄鉛・クロム黄はクロム酸鉛を主成分とする。L.N.ヴォークランは、回想録の 1909 年の欄においてクロム酸鉛の製法および性質を記している。そして1818年に大量生産が開始された。かつて塗料に大量に使用されていたが最近は毒性を考慮して使用が減少している。黒変する。ジャック=ルイ・ダヴィッドは、この顔料のパレットへの採用に関して保守的だった。フィンセント・ファン・ゴッホがよく使用したことも知られている。ゴッホの黄色が独特の色合いをしているのは、黄鉛が黒変する為であり、必ずしも彼の色彩感覚が独創的だったことを意味しない。クロム酸亜鉛、クロム酸カリ亜鉛、塩基性クロム酸亜鉛による顔料などを亜鉛黄と呼称する。ジンクイエロー。レモンイエローとも言われる。組成は硫化カドミウム(Colour Index Generic Name Pigment Yellow 37)もしくは硫化カドミウム-硫化亜鉛(Colour Index Generic Name Pigment Yellow 35)である。Colour Index Generic Nameからはカドモポン黄であるか否かは判別できない。ただし欧米では、カドミウム黄でも毒性の高いPigment Yellow 37ではなく、Pigment Yellow 37よりは毒性が弱いPigment Yellow 35に代替されている。淡色は淡色のビスマスバナジウム黄にも似た色合いであるが、濃色のカドミウム黄は濃色のビスマスバナジウム黄では到底及ばない、高彩度で不透明性の高い無機顔料である。堅牢性は複合酸化物による黄色顔料のほうが高いが、色合いではカドミウム黄が優れる。有毒で高価なため今日では油絵具や水彩絵具を除いてほとんど使われない。他方、絵具においては、先述の性質から人気が高く、カドミウム黄の優れた特性を全面的に具えた代替物は存在しない。したがって、代替顔料はカドミウム顔料が持つ優れた特性を必要としない場合にこそ勧められる。また、世間ではカドミウム化合物が環境に及ぼす影響を懸念する声が一部存在するが、絵具メーカーが使用するカドミウム顔料は、実用において他の物質に溶け出すことは無い。含水亜硝酸第二コバルトカリである。彩度が高く堅牢で、黄色の無機顔料の中で唯一、透明である。耐光性はあまり高くない。オーレオリンの名前で絵具として使用されている。ただし、コバルト黄によらない「オーレオリン」も存在する。このように、絵具名から顔料の組成は即断できない。黄色のチタン系顔料は、下掲のものが知られている。レモン調の極めて堅牢な顔料。チタン、ニッケル、アンチモンの酸化物固溶体。安全な無機顔料として知られている。1950年代にUSAで製造されるようになった。彩度の高い緑味がかったレモン調の顔料。チタン-ニッケル-アンチモン酸化物同様安全な無機顔料として知られている。鮮明な黄土色といった色合いの顔料。クロムを含む黄色顔料では唯一クロムが六価ではなく三価の状態になっており、クロム化合物であるが、現在使用されている安全性の高いクロム系顔料同様、安全な顔料として知られている。ジルコンに4価のプラセオジムイオンを固溶させて製造される黄色顔料で、セラミック顔料として使用される。黄色の無機顔料の中では安全性が高く、近年は絵具にも使用されている。ジルコニアにバナジウムイオンを固溶させて製造される黄色顔料で、セラミック顔料として使用される。酸化スズにバナジウムイオンを固溶させて製造される黄色顔料で、セラミック顔料として使用される。バナジウムジルコニウム黄よりも色調が鮮やかである。一般工業製品や学校で使われる絵具などには、しばしば毒性の少ない有機顔料が使用される。但し一般印刷に使用されている安価な製品は安価な赤色色素と同様紫外線に弱く、数箇月程屋外に掲示されたポスターなどはマゼンタやイエローが退色し、青くに見える。なお、レーキ型の有機顔料は、黄色の有機染料を体質顔料に定着させたものである。アゾ基を有する化合物で、顔料としては顔料色素型とレーキ顔料型がある
ただし高分子化するにつれ耐溶剤性は高まる。レーキ顔料型は鮮明な色相を有し耐溶剤性も有する。一般印刷用インキや塗料、安価な絵具等に使われている。黄色のモノアゾ(monoazo)顔料の種類は多いが概して耐溶剤性に劣る。Color Index には Colour Index Generic Name、Pigment Yellow 1、Pigment Yellow 3、Pigment Yellow 74、Pigment Yellow 65、Pigment Yellow 111等が記載されている。Pigment Yellow 3は有機顔料としてはかなり以前に開発された顔料であるが、緑味黄を呈する比較的不透明な黄色顔料で、その色相やコストパフォーマンスから重要な顔料である。Pigment Yellow 65は日本では、Pigment Yellow 83によって駆逐された傾向を見出せる顔料であるが、世界的には依然として重要な顔料である。アリライドイエロー()とも言う。ジアゾ(diazo)顔料も種類が多い。モノアゾ顔料と比較して着色力が強く、耐溶剤性も高い。Color Index には Colour Index Generic Name、Pigment Yellow 81、Pigment Yellow 83、Pigment Yellow 155等が記載されている。ジアリライドイエロー(diarylide yellow)とも言う。縮合ジアゾ(condensed diazo)顔料は従来の不溶性アゾ顔料に比べ、耐光性、耐溶剤性などが高まっているが、コストも高まる。Pigment Yellow 128は現行最も緑味の縮合ジアゾ顔料で、インクジェットインキ等にも使用される実績のある、透明で鮮明な顔料である。これ以外には、Pigment Yellow 93、Pigment Yellow 94、Pigment Yellow 95がある。Pigment Yellow 94は生産終了。ジアゾ縮合とも呼ぶ。ベンツイミダゾロン(benzimidazolon)顔料は近年重要性が高まっているアゾ顔料で、その中でも特に重要なのはベンツイミダゾロン系モノアゾ(benzimidazole monoazo)である。具体的にはPigment Yellow 151、Pigment Yellow 154、Pigment Yellow 175 等がある。ベンツイミダゾロン顔料の内で赤味のものは橙色を示すが、それ程優れた顔料ではない。具体的にはPigment Orange 36、Pigment Orange 72がある。アゾメチン(azomethine)顔料は高い透明性と濃色と淡色の色差が特徴の顔料であるが、彩度の低さなどから市場性が限定的であり、比較的短期間で生産が終了したものも多い。
具体的にはPigment Yellow 117、Pigment Yellow 129、Pigment Yellow 150、Pigment Yellow 153がある。Pigment Yellow 117とPigment Yellow 129は濃色ではいわゆるオリーブ色で、淡色は緑味黄、Pigment Yellow 150は濃色では低彩度で低明度の赤味黄であり、淡色は中黄である。チタン白(-ハク)との併用で「レモンイエロー」になると表現されるが、実際にはレモンイエローと呼ぶには随分赤味であり、幾分宣伝的な表現である。Pigment Yellow 153は濃色ではやや暗い黄橙色を呈し、淡色は赤味黄である。
Pigment Yellow 117、Pigment Yellow 153はBASFの製品であったが生産終了。ピラゾロン系黄は赤味の強い黄色系統の顔料である。Colour Index Generic Name、Pigment Orange 13、Colour Index Generic Name、Pigment Orange 34 がよく使用される。レーキ型ピラゾロン系黄色顔料として、タートラジンイエローがある。色合いは美しいが耐光性に難がある。そのため、あまり普及していない。キノフタロン系黄は 1968 年に開発された。フタロシアニン顔料に匹敵する高い堅牢性を具える。高価であるため、あまり普及していない。Colour Index には Colour Index Generic Name Pigment Yellow 138 が記載されている。フラバトロン系黄は、1901 年に開発された。260℃まで安定である耐熱性、希釈時の耐光性が際立っている。色数が乏しく高価であり、用途は限定的である。現在は製造中止。Colour Index には Colour Index Generic Name、Pigment Yellow 24 が記載されている。植物由来の天然染料と化学的に合成された合成染料が存在する。黄色のガム樹脂で、東アジアでは数百年以上昔から絵具として使用された。主としてインド、中国、タイ等に自生するマンゴスチン科の各種樹木から採取される。ヨーロッパでは古くから商品として伝えられており、初期フランドル絵画に使用されたとも言われる。主として水性絵具、揮発性ニス (varnish)、金属ラッカーの用途がある。草雌黄とも言う。キハダ(黄檗)は「黄肌」という意味で、ミカン科の植物である。5から6月頃黄緑の花をつける。樹皮の内側は黄色であり苦味がある。樹皮は染色に使用される。樹皮の薬用名は黄檗(オウバク)であり、健胃剤や火傷の薬である。なおキハダで染色する場合は媒染剤を用いず直接染料として用いる。カリヤス(刈安)はイネ科の植物である。灰汁を媒染剤に用いる。ウコンはショウガ科の植物である。地下茎を黄色の染料として用いる。媒染剤不要の直接染料。香辛料・食品用の天然着色料としても用いられる。オウレンはキンポウゲ科の植物である。根を黄色の染料として用いる。媒染剤不要の直接染料。クチナシはアカネ科の植物である。果実を黄色の染料として用いる。媒染剤不要の直接染料。食品用の天然着色料としても用いられるが、天然着色料として用いる場合は黄色から緑、青にかけての幅広い色調をカヴァーする。ズミはバラ科の植物である。樹皮を黄色の染料として用いる。ミョウバンを媒染剤に用いる。煎餅の着色にも用いられる。ハイノキはハイノキ科の植物である。葉を黄色の染料として用いる。灰汁を媒染剤に用いる。メギはメギ科の植物である。樹皮を黄色の染料として用いる。媒染剤不要の直接染料。石油から合成される黄色の染料で、代表的なものとしてアゾ系の黄色染料やピラゾロン系の黄色染料が挙げられる。なおこれらの黄色合成染料はレーキ化することによって黄色の有機顔料としても用いられる。レーキ型アゾ系黄色顔料やレーキ型ピラゾロン系黄色顔料はアゾ系黄色染料やピラゾロン系黄色染料をレーキ化して顔料としたものである。●中国
宋代から清代までの中国では、黄色は皇帝・皇位を表す色として尊ばれ、皇帝以外の使用が制限された。黄色が皇帝を表す理由に、「黄」と「皇」の発音が同じ(北京官話ではともにhuáng)だからという説が在る。また、中国の五行思想で黄色が中央を表すことから、国の中心である象徴として黄色の服を着たともいわれる。また、黄色は黄帝の象徴である。
現代では黄色と書くと「えっちな」・「卑猥な」の意味となり、日本でいうピンクと同様の意味合いで使われる。
1980年代以降の反精神汚染運動において、低俗・西側かぶれとする文化を「黄色文化」と称する。
●日本
奈良時代の冠位十二階において、上から7番目の位(大信)を示す色であった。律令時代以降は無位の者の袍の色とされたが、時代が下るとこの袍は公に用いられることが無くなり、わずかに貴族の子弟が元服の時使用するに至った。
●西欧
イエス・キリストを裏切ったイスカリオテのユダの衣の色が黄色だったことから、中世の西欧では、黄色は嫌悪色であった。道化も着ていたり、当時差別されていたユダヤの人々は、黄色の服を着させられる制度があったりした。近代においても、ナチはユダヤの人に差別的な色である黄色のバッジを着用させた。このため黄色には「裏切り」、「汚辱」といったネガティブなイメージもある。現在でも西欧では黄色を第一のナショナルカラーとする国はほぼない。なお、国旗において用いる黄色は、金色の代替色であることが多い。
:ネガティブイメージの例
::yellow-dog;下等な、卑屈な(→「黄犬契約」)黄色は視認性の高い色で、特に黒との組み合わせは非常に目立つコントラストとなる。この「黄色と黒」の組み合わせを一般に「警戒色」と呼び、交通標識(警戒標識)や軽自動車のナンバープレート(下記参照)、鉄道の踏切、工事現場、各種工場などで多用される。警戒色としての黄色と黒の組み合わせは、太陽の色である黄色と、闇夜の色である黒を組み合わせる事で、視認性を高めている。
日本海海戦のロシア艦隊は、煙突を黄色と黒に塗り分けており、日本艦隊にとって視認しやすかったと言われている。また、蜂の体色も、黄色と黒の組み合わせ(縦縞)であることが多い。これは、蜂は毒針で刺す能力を持つ自分を、視覚的に他の動物に印象づけることで、外の動物が避けてくれるようになる効果を持つと言われており、これを生物学の分野でも「警戒色」といい、俗に「虎マーク」とも呼ばれている。ちなみに、虻やカミキリムシの一部など、擬態のためにこの体色となる生物も少なくない。
このように、黄色は暗い所でかなり目立つ色なので、交通安全には必需の色であると言える。特に小学生が登下校時に被る通学帽(黄色い帽子)や、幼稚園児の通園バッグや、児童用の雨傘には、黄色一色が用いられることが多い(かつては珠算塾の通塾バッグなどにも黄色が多く使われていた)。また、合羽やヘルメットにも、黄色一色が用いられることも多い。関連してアメリカ合衆国のスクールバスの多くは黄色に黒帯のカラーリングを採用する。(も参照)
スポーツ界でも、「黄色と黒」の組み合わせを用いるチームもあり、(1) 黄色と黒の縦縞とするパターンや、(2) 上半身が黄色で下半身が黒のパターン、の2通りがある。●企業
ドイツポスト。マークは郵便馬車のラッパ。
**DHL(グループ企業)
マツモトキヨシ
イエローハット
ニコン
ドン・キホーテ (企業)
デニーズ
松屋フーズ
西武鉄道 - 旧コーポレートカラー
ファナック 商品、建物、会社の作業着、社宅、独身寮、HP、営業車から原付、社有のバス,トラックまでが黄色になっている。
●政治団体
ドイツの自由民主党 (ドイツ国旗の各色がそれぞれ3大政党のシンボルカラー)
アメリカのリバタリアン党
台湾の中華民族主義政党である「新党」
●スポーツチーム
プロ野球:福岡ソフトバンクホークス・阪神タイガース
Jリーグ:ジェフユナイテッド市原・千葉・柏レイソル
Vリーグ:堺ブレイザーズニューヨーク市におけるタクシーの車体色(イエローキャブ)。その影響かニューヨーク市外やアメリカ国外でもタクシーに黄色を採用する事業者が存在する。
はとバスの車体色。戦前に東京乗合自動車が東京市内遊覧バスの車体色を黄色にしたことに由来する。
中央・総武緩行線、南武線、鶴見線、総武本線のラインカラー。
福知山線(JR宝塚線)のラインカラー。
名古屋市営地下鉄東山線のラインカラー。
東海道新幹線・山陽新幹線の「のぞみ」の種別カラー。
JR西日本岡山支社・広島支社の電車車両塗装の色。
筑豊篠栗鉄道事業部所属(福北ゆたか線用)のJR九州813系とJR九州817系のCTステッカーの色。
西武鉄道の通勤形電車は101系以来、6000系が登場がするまで車体色に使用。101系を更新した9000系にも受け継がれる。なお、この色は西武イエローとして知られる。
ドイツ連邦鉄道のインターシティ向け電車は、「ルフトハンザ・エアポート・エクスプレス」に運用されていた時期には車体下半色が黄色だった。
フランスのTGVでも、郵便物運搬用列車の塗色が黄色を基本としていた(普通型のオレンジ塗色部分を黄色に置き換えた形)。
日本のナンバープレートにおいては、四輪車の場合軽自動車用が黄色と黒の組み合わせである。自家用は黄色地に黒文字、営業用はその逆。
韓国のナンバープレートにおいては、営業車用プレートが日本の自家用軽同様に黄色地に黒文字である。
日本道路公団の作業車・パトロールカーや電線修理のオートバイは黄色である。
日本通運のトラックは黄色である。 スーパー戦隊シリーズの登場人物の一人に、黄色が使われることが多い。作品により男性にも女性にも使われる。『秘密戦隊ゴレンジャー』のキレンジャーなどのイメージにより、「イエロー=カレー好き」「イエロー=パワータイプ」といったイメージを抱かれることも多いが、前者にあてはまるイエローは僅かしかいない。
任天堂のキャラクターで、『マリオシリーズ』のワリオのシンボルカラー。
日本テレビの番組『笑点』出演時の林家木久扇の衣装カラー。
ロボットアニメ『機動戦士ガンダム』では、地球連邦軍のほとんどの将兵がモビルスーツ搭乗時や宇宙戦などの際、黄色いノーマルスーツを着ていた。
西川幸男がかつて使用し、現在は西川賢が使用する勝負服の柄。黄色一色である。
緑と共に狂人の色であるとされる(ミシェル・パストゥロー「無秩序の形と色:黄と緑」より)。
女性アイドルの北乃きいの芸名は「黄色のイメージがある」ということに由来している。
民主党衆議院議員菊田真紀子は議員活動の際、主に黄色のスーツを着て活動している。
元日本テレビアナウンサーの脊山麻理子は、出演番組「エンパラナイト」で黄色い衣装で固定されていたことから今も一部ファンに「黄色」という愛称で呼ばれる。
しゅごキャラ!のダイヤのイメージカラー。 一般に、黄色は注意を意味する色として使われることが多い。例:黄色点滅信号、イエローカード
** 日本では、黄色の背景と黒い文字の組み合わせで注意を喚起するために、黄色のマーカーが多用されている。
** 災害時の医療トリアージでは、生命の危機は迫っていないが早期の処置を要する患者に黄色のタグを装着する。⇔赤(危篤)、緑(軽症)、黒(救命不能)
炎色反応で黄色を呈する元素としてナトリウムがあげられる。ナトリウムランプはこの性質を利用した照明器具である。
現在では、黄色は穀物の穂や夕日のイメージから、「秋」や「西」を意味することが多い。 ⇔緑
穀物が実ると黄色くなる事から、「豊穣」「金運」を表すことがある。
太陽やひまわり、色づいたイチョウの葉の色。また、太陽のような鮮やかな黄色をサンイエローともいう。日本では古くより山吹色(やまぶきいろ)とも言う。
虎や豹など、ネコ科の猛獣には、毛色の黄色い種が少なくない。
アヒルや鶏の雛の羽毛の色から、未熟を表す色でもある。
紙が古くなると黄ばむ事から、黄色は「低俗」「大衆受け」「臆病」の象徴として用いられる。例:イエロージャーナリズム(センセーショナルな報道)、黄色組合(御用組合) ⇔青(高尚)、赤(勇敢)
西欧では国によっては、恐怖などで血の気がひいた状態を黄色で表現することがある。また、嫉妬深さを表わすこともある。
労働運動では、黄色は労資協調主義(容共×親政府)を象徴する。 ⇔赤、白、黒
特に女性の、甲高い声を「黄色い声」と呼ぶことがある。
気候では「乾燥」を表し、砂漠や乾燥帯は黄色で示される。
心理学的に黄色は光に象徴されるように、開放感、気分の明快さを与える色である。
カナリアの色としても知られており、それ故黄色のユニフォームのワールドカップブラジル代表はカナリア軍団と呼ばれる。
五行思想では、黄色は「土」を表し、中央の色とされる。例:黄竜
仏教を象徴する色である。また、仏教において黄色は「畜生」の世界の色として考えられている。
タイ王国では、プミポン国王の生まれた曜日である月曜日の色であり、月曜日には多くの国民が黄色の服を着用する。
キイロタカラガイは、古代中国でそれから貨幣が作られた(お金に関する単語は貝偏が多い)こともあり、金、幸運、幸福という連想から、幸福の意味のアクセサリーとして販売されている。南洋に産する。
「頭のおかしい人を病院へ連れて行く」という内容の都市伝説には“黄色い救急車”が登場する。
白以外の無彩色を混ぜ合わせると鮮やかさを失い、くすんだ色調になってしまう。
AV機器における映像信号の端子の識別色(赤は右音声、白は左音声、黒はモノラル音声)。RCA端子を参照。
企業・官公庁などの住所録や電話帳は表紙を黄色にしたことからと称する。なおNTT東日本・西日本発行のものはタウンページと称するが、同じく表紙は黄色である。 こがね(黄金)→金。黄色い輝きがあることから。
黄銅
黄道
黄色人種→モンゴロイド
黄犬契約
黄表紙
黄色い救急車
黄色作戦(第二次世界大戦時のドイツ軍による西部戦線進撃作戦)
イエロー:1970年代中期日本のロックバンド。
イエローカード
イエローキャブ
イエローケーキ:ウランを精鉱すると黄色になることから。
イエロー・サブマリン:ビートルズのナンバー。
イエローページ:職業別電話帳。NTT発行のものはタウンページ。
イエローモンキー
** 欧米人が使う東アジアへの蔑称語。
** 日本のロックバンド、THE YELLOW MONKEY。
イエロー・マジック・オーケストラ
ドクターイエロー:新幹線の試験車。 クリーム色
茶色
オレンジ色
橙色
ヤマブキ
オリーブ色
黄緑
萌黄
緑
檸檬色 シアン
マゼンタ
色
色名一覧
日本の色の一覧 『色彩学概説』 千々岩 英彰 東京大学出版会 2001.4 ISBN 4130820850
『色彩論の基本法則』ハラルド キュッパース (著), Harald K¨uppers (原著), 沢田 俊一 (翻訳) 中央公論美術出版 1997.07 ISBN 4805503343 ISBN 9784805503348
『顔料の事典』 伊藤 征司郎(編集) 朝倉書店 2000.10 ISBN 4254252439 ISBN 978-4254252439
『絵具の科学』 ホルベイン工業技術部編 中央公論美術出版社 1994.5(新装普及版) ISBN 480550286x
『絵具材料ハンドブック』 ホルベイン工業技術部編 中央公論美術出版社 1997.4(新装普及版) ISBN 4805502878
『絵画技術入門―テンペラ絵具と油絵具による混合技法(新技法シリーズ)』 佐藤 一郎 著 美術出版社 1988.11 ISBN 4568321468 ISBN 978-4568321463
『カラー版 絵画表現のしくみ―技法と画材の小百科』森田 恒之監修 森田 恒之ほか執筆 美術出版社 2000.3 ISBN 4568300533
『絵画材料事典』 ラザフォード・J・ゲッテンス・ジョージ・L・スタウト著 森田恒之訳 美術出版社 1999.6 ISBN 4254252439
『広辞苑 第五版』新村 出 岩波書店 1998.11 ISBN 4000801120 ISBN 978-4000801126
『漢字源』漢字源 藤堂 明保,竹田 晃,松本 昭,加納 喜光 学習研究社 改訂第四版版 2006.12 ISBN 4053018285 ISBN 978-4053018281
『漢字源』藤堂 明保,竹田 晃,松本 昭,加納 喜光 学習研究社 改訂新版版 2001.11 ISBN 4053008891 ISBN 978-4053008893
『ジーニアス英和辞典』 小西 友七,南出 康世(編集) 大修館書店 第3版版 2001.11 ISBN 4469041580 ISBN 978-4469041583
『ジーニアス和英辞典』 小西 友七,南出 康世(編集) 大修館書店 第2版版 2003.11 ISBN 4469041653 ISBN 978-4469041651
近江源太郎・監修 『色々な色』 光琳社出版 1996年 ISBN 4771302324
清野恒介・島森功 『色名事典』 新紀元社、2005年7月。ISBN 4-7753-0384-8。
永田泰弘・監修 『新版 色の手帖』 小学館 2002年 ISBN 4095040025
福田邦夫・著 『色の名前はどこからきたか』 青娥書房 1999年 ISBN 4790601803
福田邦夫・著 『色の名前507』主婦の友社 2006年 ISBN 4072485403
藤井健三・監修 『京の色事典330』 平凡社 2004年 ISBN 4582634125
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