HD DVD陣営にとってはビデオ・インターネットの普及に大きな牽引力をもたらしたアダルトソフトの神通力の崩壊も響いた。HD DVDは当初プレスコスト等がBDより安かったことで、多くのアダルトメーカーがHD DVD支持を表明していた。BDの製作コストの下降や業界内のBD支持の流れを受けてアダルト業界もBDへシフトし、アダルトコンテンツによるHD DVD普及は叶わなかった。
HD DVDではマイクロソフトが中心となって開発した「iHD(現・HDi)」が採用され、マイクロソフトがHD DVDを支持する要因の一つとなっていた。BDでもHDiを採用する提案がなされたが採用は見送られた。3つの技術を使用しコンテンツの著作権保護を図る。これら3つの技術により、コピー防止を大幅に強化。人間の作ったコンテンツ管理システムである以上決して完璧ではないものの、少なくとも現在主流のDVDに比べれば海賊版の作製及びその視聴がより困難になると言われている。
シャープは2004年12月9日に片面1層記録(23.3GB/25GB) 対応のHDD・DVD・BD一体型(3 in 1)レコーダー「BD-HD100」を発売した。HDDを搭載したハイブリッドタイプのBDレコーダーとしては業界初の製品となる。BDレコーダーとして初めてHDMI端子を装備した。なお、同製品が事実上Ver.1.0ディスクの最後の対応機器となった。以降はVer.1.1及びVer.2.1ディスク対応製品となり、両者に互換性はない。
松下電器産業(現:パナソニック)はCEATEC JAPAN 2007でブルーレイDIGAシリーズ「DMR-BW700」「DMR-BW800」「DMR-BW900」の3機種を発表し、10月下旬に発売した。ソニーと同様にMPEG-4 AVC/H.264エンコーダを搭載し、ソニー機ではできないDVDへのハイビジョン記録(AVCREC)も可能。オープン価格だが実売18万円からとソニーよりも若干高めの価格帯であったが、発売時には同等まで価格が下がった(実売価格が下がったため、実際の発売時価格より設定が高かったモニタ販売も中止された)。