'''ファン'''()は、特定の対象に対する応援者、愛好者のこと。「狂信者」を意味する'''ファナティスト'''()の略。
古来日本語では贔屓(ひいき、贔負とも)といった。語源は「盛んに力を使う」「鼻息を荒くして働く」を意味する古中国語の「贔屭」(ひき)。日本ではこれに「重いものを下で支える」という意味が加わり、これが「特に目をかけて引き立てる」に転じた。
文明の発達にともなって、趣味に使える時間が増え、さまざまな分野のファンが出現し、さかんにファン活動を行うようになった。
ある人物、作品、あるいはロックグループなどのファンが特定の国、大きい物では世界全体などを巻き込んで地域全体に爆発的に拡大することがある。こうした現象はブームと呼ばれ、社会現象として扱われる。愛情の対象とする分野によって以下のようなファンがある。ひとりの人間が複数のファンに分類されることもある。
鉄道ファン(鉄ちゃん さらに省略して「テツ」)
バスファン
航空ファン
船舶ファン
スポーツファン
** 野球ファン
***トラキチ(阪神ファン)
***マリーンズサポーター(千葉ロッテマリーンズファン)
** サッカーファン(サポーター)
** bjリーグ・Xリーグファン(ブースター (曖昧さ回避))
** レイカーズファン
SFファン
** トレッキー(SFドラマ「スター・トレック」)
文学ファン
** シャーロキアン(推理小説「シャーロック・ホームズ」シリーズ)
** ポッタリアン(ファンタジー小説「ハリー・ポッター」シリーズ)
芸能ファン
** ヅカファン(宝塚歌劇団)
** 親衛隊(アイドルファン)ミュージシャンなどが自分のファンに名付け、或いは自発的に、特有の名称が付けられることがある。
ベイベー(及川光博)
ナイアガラー(大滝詠一及びナイアガラレコード作品)
Dears(Gackt)
仔雅(雅-MIYAVI-)
eighter(関ジャニ∞)
KISSES(氣志團 公式ファンクラブは「私立戸塚水産高校」と称する)
glober(globe)
コブファミ(コブクロ)
アル中(アルフィー中毒患者・THE ALFEE)
信者(聖飢魔II)
マシンガー(SEX MACHINEGUNS)
FANKS(TM NETWORK)
サポーター(Do As Infinity)
babys(FUNKY MONKEY BABYS)
パーフリスト(フリッパーズ・ギター)
ゆずっこ(ゆず)
SLAVE(LUNA SEA)
臣民(妖精帝国)
キッスアーミー(KISSARMY・キッス)
リトル・モンスター(レディ・ガガ)
ジョナス・ファンガール(Jonas fan-girl・ジョナス・ブラザーズ)
など サユリスト(吉永小百合)
キタニスト(北野武)
ルーマニア(ルー大柴)
ジャニヲタ(ジャニーズ事務所所属のタレント)
モーヲタ(モーニング娘。)
カノウ♥ベィビーズ(叶姉妹) 贔屓(歌舞伎役者)
レントヘッド(ミュージカル『レント』)ジャンルの特性上、テレビゲームには信者と形容されるほどの熱狂的ファンが多い。
セガファン又は、セガ信者(セガ)
ゼルダファン(ゼルダの伝説シリーズ)
テイルズ信者(テイルズ オブ シリーズ)
ときメモラー又は、メモラー(ときめきメモリアルシリーズ)
ドラクエファン(ドラゴンクエストシリーズ)
エムブレマー(ファイアーエムブレムシリーズ)
FFファン(ファイナルファンタジーシリーズ)
マザー信者(MOTHERシリーズ)
リーカー又は、アンジェリーカー(アンジェリークシリーズ)ブランドファンには、好みのブランドの物を買い集めるファンが多い。以下は安室奈美恵のファッションを真似る「アムラー」から派生した呼び方である。
シャネラー(シャネル)
ムジラー(無印良品)
キティラー(ハローキティ)上記のような各ファンを対象に、出版社から「○○ファン」と称する雑誌が出版されている。各ファンは自分の趣味分野に当たる雑誌名を略し、単に「ファン」と呼ぶことがある(「○○ジャーナル」「○○マガジン」についても同じ)。このため、違う趣味同士の人が会話した場合、お互い挙げる雑誌名(略称)は一緒でも、実際は全然違う雑誌のことを指していて噛み合わない、などという話もよく聞かれる。
'''主な「ファン」の付く雑誌'''
鉄道ファン
航空ファン
釣ファン
ファンライド
ファンロード
G-Fan ※ゲーム雑誌ファンを研究対象とした日本語文献として以下のものがある。
松井豊編(1994)『ファンとブームの社会心理』サイエンス社
東園子・岡井崇之・小林義寛・玉川博章・辻泉・名藤多香子(2007)『それぞれのファン研究――I am a fan』風塵社 ファンダム - マニア - おたく - 信者
アンチ
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』