'''ペイ・パー・ビュー'''(、略:PPV)は、有料コンテンツに対する課金方法の形態であり、コンテンツに値段を付けて課金する。定額制(月額・年額など)に対するシステムである。
また、コンテンツのペイ・パー・ビューとは少々意味が異なるが、インターネット広告の広告料金システムにもペイ・パー・ビューがある。放送では、主に衛星放送やケーブルテレビで採用されており、番組単位での課金となる。
放送されるプログラムは、映画、音楽、アニメ、スポーツ、成人向けポルノなど多岐に渡る。転じて、アメリカ合衆国などでは文脈によってはポルノ番組を「Pay Per View」で表すことがある。
類似する課金方法として、1日単位で課金する'''ペイ・パー・デイ''' ('''Pay Per Day, PPD''') や、一連の番組群をセットにした'''ペイ・パー・シリーズ''' ('''Pay Per Series, PPS''') がある。アメリカ合衆国ではケーブルテレビやCS放送を通じて、1980年代から行なわれて定着。ボクシングやプロレス、総合格闘技での契約件数は数十万件から100万件を突破することもある。史上最多記録は、2007年5月5日に行なわれたフロイド・メイウェザー・ジュニア対オスカー・デ・ラ・ホーヤのボクシング世界王座戦の240万件で、これまでの記録、1997年のマイク・タイソン対レノックス・ルイスの199万件を塗り替えた。日本では、長くケーブルテレビでのペイ・パー・ビューは行なわれず、1996年のCS放送パーフェクTV!(後のスカパー!)の開局によりペイ・パー・ビュー放送が始まった。続けて、1997年に開局したCS放送のディレクTV(2000年に閉局)もペイ・パー・ビューを行った。こうしてケーブルテレビが主流のアメリカ合衆国とは異なり、日本では衛星放送が主導する形で行なわれている。
ケーブルテレビでペイ・パー・ビュー放送が行なわれるようになったのは放送のデジタル化に伴ってであり、2004年4月になって、がデジタル放送サービスの一つとして始めた。
日本での販売件数の記録は、2002年8月に行なわれた格闘技イベントDynamite!の約10万件と言われる。スカパー!の場合、通常は1ヶ月単位で視聴料金を支払うが、ペイ・パー・ビュー(以下、PPVと略す)の場合は番組単位で料金を支払う。PPVの視聴情報はチューナーに蓄積され、一定期間ごとに電話回線を通してスカパー!に送られ、その情報を基に加入者へ料金を請求する。デジタル(デジタルケーブルテレビ)の場合には、チューナー内蔵のケーブルモデムにより視聴情報が送信される。
なお、BSデジタル放送では当初WOWOWが193chの「WOWOW3」で行っていたが、現在は行われていない。また、110度CSデジタル放送のスカパー!e2ではPPVを行わない方針である(格闘技など一部コンテンツのPPSのみスカチャンで実施。かつてプラット・ワンにはCS-WOWOWのPPVチャンネル「WOWOW PPV」が存在した。)。
2007年9月より株式会社アクトビラ(旧社名・テレビポータルサービス。2007年9月1日より現社名)が動画コンテンツの配信サービスを開始しており、その中でペイ・パー・ビュー方式の動画配信サービスである、アクトビラ ビデオとアクトビラ ビデオフルを提供している。
その他にもヴィジョネア株式会社がペイ・パー・ビュー方式のDVDメディアである、PPV-DVDを提供している。
日本で実施中のペイ・パー・ビュー放送媒体:スカパー! - - JC-HITSエラボ - スカパー!光
ペイ・パー・ビュー番組の多いチャンネル: スカチャン - パーフェクト チョイス - パワープラッツ ほかウェブサイトでは主に、学術雑誌の電子ジャーナルで、購読制と併用して採用されている。
購読すれば紙の雑誌を買った場合のように雑誌全体を読めるのに対し、ペイ・パー・ビューでは論文1編ごとの課金となる。専門の研究者の場合は所属機関(大学・企業など)が購読しているので、ペイ・パー・ビューは、専門外の論文を読みたい場合や、在野の研究者が使うことになる。ペイ・パー・ビュー広告では、広告が閲覧されるごとに広告料が発生する。コンテンツのペイ・パー・ビューと違い、ペイの主体(広告主)とビューの主体(広告閲覧者)は異なる。
ペイ・パー・ビュー以外の料金システムには、閲覧されるだけでなく広告がクリックされないと広告料が発生しないペイ・パー・クリック、購入が必要なアフィリエイトなどがある。ペイ・パー・ビューはこれらより広告効果が不確かなため、廃れつつある。 サーバ型放送
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